愛媛県新居浜市の角野小学校(中筋町2丁目)の児童らが地域の名所やシンボルなどを描いた「風景印」のデザイン画の展覧会が、同市繁本町の新居浜郵便局で開かれている。3月12日まで、毎週入れ替えながら計490点を展示する。
 風景印は各郵便局で消印として押される印の一つで、地域の特徴ある風景などがデザインされている。角野小では、ふるさとに愛着を持ち、その良さを発信しようと、2014年度から風景印のデザイン制作に取り組んでいる。
 ことしは「ふるさとで誇りにおもうもの」をテーマに、冬休みの宿題などで作品を募集し、1~6年生の490人が出品した。直径10センチの円の中には、校区内にあり、旧山根製錬所跡のれんが煙突で親しまれている「煙突山」や、太鼓台、別子銅山発展に尽力した住友初代総理事・広瀬宰平など、思い思いのモチーフがのびのび描かれている。